注意事項出会える出会い系サイトに女性として登録している悪徳業者の危険性と見分け方について解説しています。出会える系の出会い系は比較的安全性が高いですが、サイトを悪用する悪質な業者も多いので騙されないための対策として特徴と見分ける方法を理解しておきましょう。

業者はほとんどの出会い系に登録している

普通の一般の登録者を騙して、他のサイトに誘導したり勧誘したりする悪質な業者は、出会える系の優良な出会い系サイトのほとんどに女性として登録しています。業者が多い理由は、出会える系の出会い系が、一般の登録会員同士が出会える仕組みになっているため悪用しやすいこと、非常に多くの男性利用者が登録しているため騙す効率がいいためです。

残念ながら、比較的安全で、優良と評価されるワクワクメールのような一部の出会い系を除いてほとんどの出会い系サイトには業者がたくさん登録しています。現在の出会い系はサイト内やアプリ内がこうした迷惑ユーザーに荒らされてしまっているという点が大きな問題です。その最たる例は、業者が多いことで評判のハッピーメールでしょう。

出会い系に登録している業者とは?

現在、出会える系の出会い系でよく見かけるのは、以下の5つのタイプ業者です。その特徴と見分け方についてまとめます。

  1. 風俗業者(援デリ業者)
  2. アドレス・番号収集業者
  3. 写メ収集業者
  4. サクラサイトへの誘導目的の業者
  5. マルチ商法の勧誘目的の業者

風俗業者(援デリ業者)

サクラがいない出会える出会い系サイトにおいて、今現在最も問題となっていると言えるのは、違法な援デリ業者による男性会員に対する客引き行為です。

援デリ業者は実在しない架空の女性会員をサクラとして大量に登録し、昼夜を問わず絶えず男性登録者にメールを送ったり、掲示板に書き込むなどして客となる男性とアポを取り付けようと活動をし続けています。特に、大人の出会い目的の人が使うアダルト掲示板は、援デリのサクラによる書き込みで埋め尽くされていることも珍しくありません。

今のところ、評価ランキングで紹介している出会い系サイトの中で援デリ業者の存在がほとんど確認できなかったのは、唯一ラブサーチだけです。

援デリ業者は、出会える系の出会い系を悪用する業者の中で最も登録数が多いです。援デリ業者が登録しているサクラが多過ぎるため、一般の女性利用者が見つけづらくなり、男性が女性と出会いにくくなってしまっています。

どの出会い系も援デリ業者を排除する取り組みには消極的で、デリヘル業者は排除するというポリシーを掲げているものの、通報しても削除に応じてもらえないケースも多いです。

ただし、援デリ業者は慣れれば誰でも簡単にプロフィールで見分けることができるので対策は簡単にできます。たとえば、条件あり・お願いありで会おうと誘ってくる女性はほぼ援デリと考えて間違いありません。

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アドレス・番号収集業者

援デリ業者と並んで多く紛れ込んでいるのが一般登録者のメールアドレスや電話番号を収集することを目的にサイトに登録しているアドレス回収業者です。

アドレス回収業者は、メールアドレスやLINEのIDを最初のメールで教えてくる手口で男性を騙そうとします。

「直アドを教えてもらってラッキー!」という感覚で気軽に直メールやラインを送ってしまうと、教えたメールアドレスがサクラ出会い系サイトなどに勝手に登録されたり、サクラ出会い系の広告メール(迷惑メール)の送信先として悪用されることになります。

一回目のメールでアドレスやLINEを教えてくる女性は、アドレス回収業者の可能性が高いので返事をしないようにしましょう。

写メ収集業者

男女問わず出会い系サイトでプロフィールに写真を登録している人は多いですが、プロフィールや掲示板の投稿に載せた写メ画像は、写メを収集する業者に悪用される可能性があります。

写メの収集業者は、集めた写メをサクラ出会い系サイトでサクラ用のプロフィール写真として無断で登録したり、他の出会い系の運営業者に不法に売買します。出会い系で掲載した写真がいつの間にか身に覚えのない悪徳出会い系サイトでサクラのプロフ写真として使われるケースは多いです。特に、女性の写メやイケメン男性の写真は格好のターゲットになります。

写メ画像の無断盗用は、写メを悪用された人が被害に遭ったことに気づくことはほとんどありません。本人が知らないうちに、自分の写メがよそで悪用されてしまう可能性が高いです。写メの収集業者による被害を防ぐためには、出会い系に顔を載せるのは避けることがおすすめの対策方法です。

サクラサイトへの誘導目的の業者

出会い系サイトには、メールをやり取りしている男性に対して、個人ブログやプロフサイトを教えて誘導する業者も多いです。

女性会員に成りすました誘導業者がアドレス交換のタイミングで、「メインで使っているのはこのサイト」などとメールで誘導したり、誘導するために専用に設けられたプロフサイト・ページを紹介し、メールを送信させると登録されてしまう(メール送信ボタンをクリック・タップすると勝手に登録される仕組みが多い)というのが典型的な手口です。この手口はmixiなどのSNS上で非常に流行ったものですが、昨今ではサクラがいない出会い系で行われることが増えています。

メールをやり取りしている出会い系以外のサイトのアドレスを教えられた場合は、相手の女性は誘導業者の可能性が高いと考えてメールを返さないようにしてください。

マルチ商法の勧誘目的の業者

マルチ商法の勧誘を狙った詐欺業者もたまに見かけることがあります。勧誘系の業者は、手軽に多額の報酬が得られるとするような儲け話を誘い文句として登録者を誘い出します。直接的にメールのやり取りをしている時点で儲け話をチラつかせるパターンと、会うまではそれに触れず会ってから初めて話を持ち出し延々と根負けするまで勧誘するというパターンの二つがあります。

儲け話をネタに誘い出す業者には、マルチ商法以外にも、FXなどの投資詐欺や主婦をターゲットにしたアフィリエイトやドロップシッピングなどのネット系ビジネスで副収入が稼げると話を持ちかけるタイプの悪徳業者もいます。出会い系サイトで知り合った人から持ちかけられる儲け話には、リスクがないものはないこと、詐欺被害に遭うだけであるということを理解しておくことが重要です。

「業者じゃない」という女性も業者の可能性がある

自分のことを普通の女性利用者と思わせるために「自分は業者ではない」とプロフィールにコメントを書いていたり、メールで言ってくる業者もいます。

出会い系サイトの女性に業者が多いことを前提に、業者ではないと言うことによって男性からのメールをもらいやすくするのが狙いです。悪質業者以外にもキャッシュバッカーが「自分は業者じゃない」といってメールを送ってくる場合もあります。

普通の女性利用者はプロフィールコメントや掲示板への書き込みの中で自分からわざわざ「私は業者ではありません!」などとコメントすることは少ないです。普通の女性利用者は、そもそも出会い系サイトに業者が多いということをあまり知りません。女性が探すのは基本的に男性なので、同性である女性利用者の実態については深く知りようがないわけです。業者が多いという出会い系の事情に詳しくない以上、業者ではないということを言うという発想があまりないわけです。

業者でないと言う女性がいたら、本当に会える人かをプロフィールの内容やメールのやり取りの履歴、掲示板の投稿履歴などから見分けます。たとえば、あまりにも長いコメント書いている女性や、やたらと大人の関係を強調している女性、利用端末がPCとなっている女性は、業者やキャッシュバッカーの可能性が高いです。また、鏡越しに撮影した写メ画像をプロフ写真として掲載している女性も悪質な業者の可能性が高いです。